クリーニングのトータルコンサルティング
2017年05月01日
6月16日(金)~18日(日)、23日(金)~25日(日)、30日(金)~7月2日(日)とロットシステムの考え方から、ロットシステムの編成、店舗の納期の確約等々、全てを全9回にわたってお教えする講座を配信いたします。
この繁忙期、「急ぎ物の商品が送れる」「普通品の納期が安定しない」「ときどき商品が行方不明になる」等々の問題に悩まされている会社・工場も多いと思われます。
期 日 ; 平成29年6月16日(金)~6月18日(日) ※ 同じ講座を3日間同じ時間帯に配信致します。
内 容 ; 第1講座 クリーニングのロット概論・ロットとは 13時~13時50分
第2講座 ロットは納期の確約から 14時~14時50分
第3講座 商品数量をコントロールする 15時~15時50分
期 日 ; 平成29年6月23日(金) ~6月25日(日) ※ 同じ講座を3日間同じ時間帯に配信致します。
内 容 ; 第4講座 ロットはどのように作られるの 13時~13時50分
第5講座 ロットの規模と考え方 14時~14時50分
第6講座 ロットの編成 15時~15時50分
期 日 ; 平成29年6月30日(金) ~7月2日(日) ※ 同じ講座を3日間同じ時間帯に配信致します。
内 容 ; 第7講座 ロットのための規則と表示 13時~13時50分
第8講座 多能工とマニュアル 14時~14時50分
第9講座 ロット作業の実例とポイント 15時~15時50分
費 用 ; 全9講座、1講座1万円(税込み¥108,00)全9講座(税込み¥97,200)
ただし、TCCメンバー、テキスタイルケア協会会員、トンボメンバー推薦者は1講座8千円
(税込み¥8,640)全9講座(税込み¥77,760) とします。
*最低申込み講座数⇒3講座は必須。
申し込みは、下記の用紙にご記入の上、メール、ファックスのいずれかでお申し込みください。
お申し込みをいただき次第、受信方法、講座受信用パスワード、資料、請求書をお送りいたします。
パソコンメールアドレス jimu@morri.co.jp
事務所ファックス 078-411-4803
講座(ロットを学ぶ)配信希望・申込書 (55KB)
『何故、こんな問題で悩むの?』
それは、正しく「ロットシステム」を理解していないからなのです。
是非、この問題は今年中に解決をし、次の繁忙期には悩まなくて良いように対処しませんか?。本気になって取り組めば、必ず解決出来ることなのです。(以下53-4の転載)
長い間クリーニング業を営んでいて、この問題が解決出来ないまま今年も過ぎてしまったという方は沢山おられると思います。しかし、この問題を抱えている業者の方は、この問題を問題とせずに納期を守れる会社があるのが不思議に感じておられるはずです。
そして、この問題を解決すべく、他社の工場見学をしたり、機材商、資材商の話を聞いたりするのですが、解決の糸口すらつかめないのです。何故なのでしょうか。
簡単なのです。クリーニングのロット始めは店舗。要するに店舗の工場へ出す商品数がロットの始まりなのです。問題はここにあるのです。
ここに、米国陸軍洗濯工場・通称QMランドリーの教則本からの抜粋を
記しますので、よく考えてください。(第一章 序論 第一部 概論より)
18.洗濯物の集荷
・毎日の仕事の量が同じ位になるようにしなくてはならない,もしそうしなければ、 工場に多くの労働力を集めて置き、大きな貯蔵所を設けなければならなくなる。
19.集荷及び発送計画
20.ロットの大きさ
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「忙しい時期に安くするのって、クリーニングぐらいでしょ!」「ホテルでもゴルフ場でも、シーズンで混んでくれば料金が高くなるのに」こう言われて久しいのですが、クリーニングの繁忙期に料金を上げた方はいないようです。
実際、工場の稼働率、店舗の時間当たり売り上げからみれば、もっともコストの低いのは繁忙期ということになり、閑散期の方がコストは高くなるのです。
そして、閑散期の売り上げ増進の手段が見つからないので、勢いのある繁忙期により多くの利益をと、セールを企画することになります。
この点どの業者の方も一緒と考えられ、繁忙期にセールが氾濫することとなります。そして、値引き合戦とも言うべき状況を作り出すのです。
しかし、このセールの対象者が、一見さんではないとすれば、自身の顧客様を他店の誘惑にかられないようにと企画されるのです。
ならば、何故「4月30日まで、ドライ物10点で50%OFF」、何をそんなに焦っているのですか、この手の販促を考えている方は、定期的にお店を利用しているいわゆる常連さんにとっては、「ありがたいけど・・・」程度にしか反応されていないことをご存じですか。
それよりも、店員さんにどれほど負担をかけているか解りますか。ちなみに4月30日は日曜日です。
夕方店頭に3人ものお客様に並ばれて、これから30点以上の商品を扱わなければと気合いを入れて応対しました。1人の方を「ありがとうございました」とお送りしたら、新たなお客様が見えました。多くの店員さんが『また・・・』という気になります。
①せめてセールの最終日は土曜、日曜は避ける。
②平日対象のセールとする。
③お客様をいくつかのグループに分けて、セール客の集中を分散する。
等々、考えられる方法はあるのではないですか?。
店頭での混乱は、店員さんの採用が難しくなっている中で、注意して取り組まなければならない問題だと思うのです。
写真1-1 地下鉄の駅のホームで |
試食とか、試飲とか、試着とか、試聴とか、試供品とか、試さなきゃ分からないことってあるのよね。(おためし読売新聞)駅の広告看板より。
このコピーライトには、一度読んでいただければ、きっと気に入って頂けます。という感じが強く感じられます。
クリーニング業者が「お試し券」を企画すると、セール臭が強くて「券」で値引きだけを利用して、肝心のお客様の固定化につながらないのです。
本当に「クリーニングの商品に自信のある方は」、この気持ちを持って『お試し』をお誘いしたら少しは意の通じる方も、出てくるのではないでしょうか。