クリーニングのトータルコンサルティング
2017年04月03日
TCCのU社やH社に代表されるような出店は、その度に進化・変化している様子がうかがえます。しかし、多くの出店、改装店舗では従来の延長線上からなかなか抜け出せないままなされている例が多々あります。
そんな中、最近身近に作られた店舗で、新たな試みに挑んでいるのが見られました。
顧客へのアピール、時代の変化に合わせた試み、会社の変化の現れなど、要因はいろいろあるでしょうが、店舗・会社の体質強化には必ずや役立つことだと思います。
本屋さんの大きな敷地の中に、現在「本屋」「焼き肉屋」さんが営業しています。
ここに、クリーニングとコインの併設店舗を出店しました。
この会社の従来の店舗の外観からすると、大幅に異なる店舗です。クリーニングサービスも従来とは異なる店舗とするための、イメージチェンジと感じました。
福井医大の前のスーパーに WASH&FOLDが作られることになりました。写真はそのオープン間近の様子です。
この立地で、ウォッシュアンドホールドが成り立つか、成り立たないのか、大いに議論されました。
私は、このスーパーが成り立つのであれば、WASH&FOLDも成り立つだろうと考えました。そしてこれはこの会社の経験として、得がたいものになると信じたからです。
それは、ここに働く人の多くがこのスーパーを利用することが見込まれます。その中には、コインの利用者が多く見込めます。さらに、医大で働く、医者・その家族、看護師とその家族、事務方とその家族、学校関係者等々いわゆるビジネスパースン(面倒くさい表現)には、WASH&FOLDは新鮮に写ると考えたからです。
ここで、このシステムが採算分岐点をチョットでも超えると、この導入によって得られる、店舗の考え方、人の採用のあり方、顧客へのアピールの仕方等々計り知れないものがあるのです。
これがアップされる時には、オープンされているでしょうから公開をしても怒られないと思いますので、掲載しました。
現在、ワイシャツのクリーニングテストをしていますが、これはフラシ芯地なので、世間に多く出回っている接着芯地のワイシャツもテストをしなければと考えました。
折良くホワイトウイングスさんで、オーダーシャツの展示販売会をされるとの事でしたので、ここで購入することにしました。
ワイシャツを10枚購入、現在のテストワイシャツと同様に番号を付けてもらいました。同じ番号のシャツを同じ店に出すようにします。
先日、阪急西宮北口へ、理論と実際の勉強会の再配信のために、稲田講師と録画撮りに出向きました。
録画が終わったのが昼でした。駐車したのが「西宮ガーデンズ」だったのですが、3,000円以上のお買い物で駐車料金が無料になるとのことなので、昼食を食べることにしました。
昼時でもあり、リストに記名して、例のごとく壁際に並べられた椅子(木製のチョットよさげな椅子でした)待つことにしました。ふと前を見るとソファーが並んで置かれており、そこに多くの人が待っておられました。(写真2-11はお客様のおられないソファーを写したものです)
写真2-11 ソファーは数十個置かれていました |
昼食を終えて、店を出てきたときの第一印象は、ここ(阪急)の客はテンポが違うということです。
順番を待つのは「お待ちします」なのです。大衆食堂とは違い、昼飯を「さっさと食べる」などもってのほかで、お食事を「いただく」のです。
実際、メニューの案内、食事の出る速度、最後にでるそば湯のタイミング、繰り返しお茶を注ぎに来ること、会計の時間(私たちの前の2人連れは4分ほどかかっていました)全てが異次元でした。
この時、静岡のH社の社長が言われてた「混んだときは並んでいただくは、どのようにお待ちいただくかが工夫でしょう」 おっしゃる通りです。
当事務所の山野さんが、ハワイのクリーニングショップの写真を撮ってきてくれました。
山野さんも、当事務所に勤めてから、多少クリーニングの仕事に感化されたようで、クリーニングショップを見かけて、思わず写真をということになったようです。ありがとうございます。
それにしても色彩感覚のなんと違うことなのでしょう!!!。