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サービスニュース-第53巻 第2号-3 (小説にみるクリーニング)

2017年02月02日

小説に見るクリーニング

「とにかく、そのコインランドリーに行け」

『奪還』M・A・ロースン著、高山祥子訳、扶桑社刊
-前略-P7360.
コインランドリーには二十台以上もの真新しい洗濯機と乾燥機があったが、朝の六時半には、そのうちの四台しか使われていなかった。ケイが入っていったとき、女性がふたりプラスティック製の椅子に座り、コーヒーを飲みながらおしゃべりをしていた。
ふたりはケイを見やった。どうしてこんな時間にアメリカの女性がこんなところに来たのか、不審に思っているのだろう。ケイは窓から離れた、洗濯機の一台で体が隠れるような位置の席に座った。
-中略- ローマンは、四十分後に現れた。彼が女性たちに歩み寄って話しかけたので、ケイは不思議に思った。あの女性たちはローマンの下で働いているのか? 一週間に一度の洗濯をしにきたおばさんたちではなくて、じつは見張り番だというのか?
ローマンはケイに、ついてくるように合図した。店の横のドアの鍵を開け、ふたりは階段をのぼった。コインランドリーの上階にはオフィスと寝室がふたつあった--このコインランドリーは連邦警察が使う隠れ家のようなものなのだろうか。
オフィスには傷だらけの木製の机があり、その向こうに古いが座り心地のよさそうな革張りの椅子、机のこちらがわに木製の椅子が二脚あって、ファイル・キャビネットがおかれ、壁にはメキシコの大きな地図が何枚か貼ってあった。机の向こう側の壁にはゴーギャンの色鮮やかな複製画があり、川で洗濯をしている女性たちが描かれている。ローマンなりの皮肉だろうか? -以下略-

 

我が家のお正月

年々簡略化していく我が家の正月、お節も和風(こたふく)と洋風(シロー亭)と仕出しを注文、黒豆、田作(ごまめ)、膾(なます)、棒鱈を作るだけにしています。
幸い、飲み助は私だけで、しかもほとんど正月にしか日本酒は飲まないので、到来物の「手取川・あらばしり(大吟醸生酒)」と「花垣(純米大吟醸)」で充分堪能しております。
 

事務所周辺のお正月

元旦、テレビで富士山のダブルダイアモンドを見せてもらいました。生来の横着と日頃出張ばかりなのでと、言い訳をしつつ酒を飲みながらテレビで「ご来光」を拝ませていただきました。
 

正月ぐらいはゆっくりと事務所の片付けでもしようと思っていましたが、テレビに啓発されて何となく街の正月はどうなっているのだろうと、ビルの外に出てみました。
さすがに、元旦の8時過ぎ、国道沿いとはいえ車も人も非常に少なかったです。

 左の写真の手前のビルが当事務所のある建物です。真ん中の写真は、事務所の前の国道2号線、先が東です。右の写真は、2号線から左折、北(山手・六甲)を撮したものです。

 

アクセサリー

妻がお友達に、「おもしろいでしょ!貴方にぴったりだと思って」とニューヨークのお土産としていただいたのが、上の段の左の写真の「糸巻きと洗濯ばさみ」のアクセサリーでした。
服飾デザイナーをしている妻は、大喜びです。同時に、人に何かをプレゼントする時には、チョットした心遣いを忘れてはならないということを思いました。
真ん中の「ギターのアクセサリー」は、娘が昨年暮れに「今度のコンサートに付けていって」とプレゼントしてくれたものです。
私が、吉田次郎というジャズギターリストのコンサートによく行くのですが、年末のクリスマスコンサートに間に合うようにと、慌てて手に入れてくれたようです。
右の写真は、パールシティ・神戸に住むからにはと、妻の友達の彫金師の展示会で買い求めたものです。
以下、下段の写真は「一粒の真珠」という、真珠作りに欠かせないアコヤ貝のために行われる、植林活動に寄附すると、毎年贈られるものです。

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