クリーニングのトータルコンサルティング
2017年01月05日
先日、忘年会をかねて「うどんすき」を食べに行きました。
先付けをすませて、鍋のうどんすきを始めた時、仲居さんがKさんに近づき、さりげなく何かを渡しました。それが下の写真です。下の写真を見て、すぐに気付いた方はセンスがあるのです。
そうです、左利き用のお玉を用意してくれたのです。確かに右利き用のお玉では用が足しにくいです。
左利きにすぐ気付いた仲居さんもエライですが、左利き用を用意しておく美々卯も凄い。「今日はここに来たかいがあった」「俺たちも何か見落としていることがあるんじゃない?」とひとしきり話が弾みました。
左利き用のお玉 右利き用のお玉 |
神戸には「ファッション美術館」という特異なものがあります。そこでこのたび『輝かしき国際港と地場産業の変遷』という企画がされました。ついては、変遷にしたがって服を展示したいのでと妻に依頼があり、昔作った服を引っ張り出していました。
どのように妻の作った服が展示されるのか解りませんが、イベントが始まったら、一度は訪ねようと思っています。
神戸にお出かけのおりに、お時間があるようでしたら、六甲アイランドまで足を伸ばしてみてください。
【輝かしき国際港と地場産業の変還】ポスター |
ふと、思ったのですが、服を大切に着用される方、時代とともに服を変えられる方、服を着用される方がいる限り、私たちもその恩恵にあずかっているのです。
私たちが仕事にしているクリーニングは、その衣服があって成り立っているのです。もっと服に興味を持って接するようにしたいものです。
出張中に、何気なしにふと目にした景色の中に、「美しい」「懐かしい」「ほのぼの」と感じるものに出会うことがあります。その景色に、何かの意味があるわけでも無いのに、なぜかしら心引かれる、そんな時間が誰にもあるように思われるのです。
下の写真は、最近そのように感じた景観です。
左の写真は、12月11日、新神戸駅ホームで寒風に吹かれながら新幹線を持っている時に、ふと見上げた時に見た景色です。
新幹線ホームの屋根とその上の紅葉、青空と雲。一瞬寒さを忘れ見とれてしまいました。新神戸駅の裏の山は、六甲山系再度山(ふたたびさん)に繫がるもので、急斜面となっています。この山は、多くの落葉樹が紅葉を見せてくれます。
中の写真は、12月18日、伯備線で岡山に向かっている時、車窓で見た風景です。私は都会育ちで田舎と云うものがありませんが、何故かこういう風景を見ると、田舎・ふるさとを感じるのです。
右の写真は、12月20日、高松から岡山・神戸に帰る途中、マリンライナーから瀬戸大橋の手前(宇多津付近)で見た夕暮れです。
夕暮れの街に、夕焼けと白い飛行機雲。哀しいという表現では言い表せないのですが、しばらく見とれていました。