クリーニングのトータルコンサルティング
2015年11月05日
かねてよりお問い合わせをいただいておりました『開放型低温乾燥ボックス』がこのたび㈱三幸社から製造・販売されることになりました。
前回製造の際には、マニアックな機器ということで、数量を限定製造しました。その後、時々お問い合せはあったのですが、少量生産なので高価格になり、なかなか普及しませんでした。
しかし、新JISをむかえるにあたりウエットクリーニングの乾燥を考えると、適応性→低温、多風量により衣服に対するダメージが極端に少ない、作業性→ドアがないので容易に乾燥を適時判断できる、等々から必ずや皆様のご期待に添うものとして紹介します。
☆是非お立ち寄り、ご検討下さい。
図1-1 開放型乾燥ボックス |
仮称:SSD-300 価格:検討中とのこと
<モデル使用> W 709 L1290 H 1875 使用電圧 3相 200V
消費電力 0,75Kw 使用蒸気圧 0.5MPa 蒸気消費量 0.5Kg/h
図1-2 ㈱三幸社CLV21大阪会場見取り図 |
新JISが用いられるようになると、ウエットクリーニングの適用商品が多く見られるようになるのではと心配されます。この時、特に問題となるのがダブルアンダーバーです。(図1-3参照)
図1-3 ウェットと家庭洗濯の表示 |
従来行われているウエットクリーニングは、MAの値にすると(MA45前後)アンダーバーです。
しかし、ダブルアンダーバーをクリアーするためにはいろいろな工夫が求められます。また、クリアー出来ても洗浄力が伴わない、脱水が充分に出来ないなどの問題が残る事があります。
この問題に取り組むために、ハイブリッドウエットクリーナー(MA10~17)を用いる、普通のワッシャーにネットコート(服を簀巻き状にするネット)を用いる方法、普通のハニカムネットに入れて家庭洗濯機を用いる方法などがあります。
しかし、マジックスピンを用いる方法がMA値(4~7)が低く、洗浄・脱水効果の高い、数量が処理できる、設備コストが低い等から見て、今一度見直されるべきと考えます。
マジックスピンの何が効果的かというと、衣服をハニカムネットに入れ、マジックスピンにセットすることで、洗浄工程中の「揉み」「叩き」効果が出ないようにし、水の中を強制的に潜らし処理が行えると云うことです。
特に、キチンとした洗浄工程(洗浄、すすぎ)が行える、高速脱水が出来ることが、ウエットクリーニングとして高く評価されることです。
☆絶対にお役に立ちます。是非ご検討下さい。
尚、詳細につきましては、株式会社不二ドライ・岡崎善胤社長、
㈱オフィス毛利・毛利春雄・井藤みどりにお問い合せください。