サービスニュース - 第50巻 第1号-2

昨年、当事務所の照明をインバーター照明からＬＥＤに変えました。結果、電気の消費量が半分になりました。
データは、照明器具：電灯変更前３週間と交換後３週間の電気使用量を比較しました。
照明の元ブレーカーに電力計を設置、照明器具の使用状況を一定（常に同じ照明を点灯）にし、使用電力を使用時間で計算しました。
毎分当たりの使用電力は４７％減と計算されました。この間、照明に関わりなく冷蔵庫とコピー機（省電）・パソコン１台は稼働していました。
交換したのは照明器具２灯用（７基）、１灯用（２基）、対応ＬＥＤ照明灯１６本（蛍光灯４０W相当）です。
器具費用 ７基×２,６００円（２灯用）＋２基×２,４００円（１灯用）＝ ２３,０００円、ＬＥＤ照明灯 １６本×４５００円（本）＝７２,０００円合計９５,０００円です。（工事費は除く）、ですので、約２年弱で償却できるのではと考え、充分な結果だと思い ました。
なお、交換した器具・照明灯は台湾製で、今までいろいろ紹介されている中では最も安価であり信頼性もあると考え、新井技研より供給を受けました。

昨年１１月１５日、インテックス大阪で開催された「クリーニング総合展示会」に行って来ました。
ＴＣＣの集まりも企画されていなかったので１日だけ参加しました。会場はこぢんまりとしていましたが、各コマがゆったりとしていて、落ちついた展示会を過ごしました。
もともと、大阪での展示会にどんな意義があるのかしらと、疑問に思っていたのですが、全国大会と銘打たないで一地方展示会と考えれば、もっと巧く運営できるのではと考える次第でした。
今回は、セミナーが好評だったようで、何よりと一安心しました。しかし、講師陣のラインナップは感心しきりなのですが、参加者の方々の感想を漏れ聞くとこれで良いのかしらと、首をかしげました。
展示会については、古くは「台湾・日本・韓国」と３ヶ国で、３年に一度の持ち周り開催が良いと考えていましたが、今となっては中国で開催されるテクスケアに圧倒されてしまいました。
さらに、この大会には、日本のメーカーが殆ど出店していない現状を見るに、云う言葉が見つかりません。

ザ・クリーナーズクラブ（以下ＴＣＣ）は１１月１８日、タッグメーカーのライトビジネスフォーム（四国・観音寺）の見学、研修を行いました。
当日は、お昼よりおじゃましましたが、小雨降る寒い中玄関横の事務所前で出迎えを受け、恐縮してしまいました。ありがとうございました。
従来は見学者を受け入れたことは無いとのことなので、私たちＴＣＣが初の見学者とのことでした。見学者として、恥じない行動が取れたか、会社側の持たれたご意見をうかがいたいものです。
研修参加者は１１名、見学内容を説明していただく方・中村社長を含め６名のメンバーとなりました。
見学は以下のように進行されました。

〔第一部・会社概要の説明〕→会議室にて

会社概要の説明が中村社長よりありました。⇒ライトビジネスフォームは１９８８年の設立ですが、ライトインキ（大阪・創業１９３３年）から分離独立した企業です。
主な商品は、「タック」「複写伝票」「磁気カード」「サーマル用紙」です。殆どがクリーニング業が対象の商品です。

→いろいろ説明をうけましたが、特に気になったことは「タック」の売上が２００８年から殆ど変わっていない事でした。このことは、クリーニングの売り上げが年々低下していることと、一見矛盾していませんか。

昨年は、ゆるキャラのヒットで沸いた日本でしたが、着用を繰り返すのですから「クリーニング」をしなければなりません。いままでオリエンタルランド（ディ ズニーランド）がキャラクターの着ぐるみをクリーニングしていたのは当然としても、一般の業者が商品として扱っている例を知りませんでした。
これを行っている業者の方に聞きますと、いわゆる、ご当地ゆるキャラの着ぐるみ一式で大体３万～４万円程度になるそうです。
ちなみに、スリムタイプ（簡単なラテックス、アクリル製の製品）で、極一般的に使用されているものを指すそうです。