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サービスニュース - 第50巻 第1号-1

2014年01月01日

本年もよろしくお願いいたします

 

昨年は、天候不順に振り回され、あらためてクリーニングは「水商売」 と思い知らされました。
しかし、売上が伸び悩むのを、自分たちの努力不足を棚に上げて、天候のせいばかりにすることは、天につばすると同じ事で、我が身が惨めになるだけです。
さいわい「アベノミクス」の影響か、世の中の動きは活発な様子です。私も、最近の移動では指定席を取らないと「満席」といわれたり、都心のホテルでは従来の価格より一段上でないと表示されていない状態にしばしば当たります。
それはさておき、業界では長い間のデフレに対応するように、低価格路線を歩んできました。しかし、このためにいろいろと工夫されたのは良いのですが、中には「クリーニング業として必要な処置」を疎かにしてしまった業者も多々見られるようになりました。
「これぐらいは解らないだろう」と洗剤をけちったり、すすぎの回数を減らしたり、ドライの洗浄時間を短縮したり、溶剤管理を怠ったり、仕上げの手順を疎かにしたり、チョットひどいと言わざる終えません。
是非、この業に生きるものとして、お客さまのためにもクリーニングの『基礎・基本』だけは大切にして下さい。

クリーニングの基礎的勉強会

例年、関東・関西で開催してきました「クリーニングの基礎的勉強会」、今年は「関西」を取りやめとしました。
私自身は、受講生の皆さんに必ずや役に立つと信じて、クリーニングのための基礎体力作りに取り組んで来ましたが、充分に理解されなかったようで中止のやむなきに至りました。
関東では、従来通り月1回、年12回開催します。詳しくは、前回のサービスニュース(49-1-1)を参照下さい。または、オフィス毛利へお問い合わせ下さい。
なお、今回から「実験」「参考資材」の活用を心がけ、時には啓蒙のための実験を一緒(資材費別途)にするなどして内容の一層の充実を計る予定でございます。どうぞご期待下さい。

今年は「レポート」も沢山出します

昨年は忙しさにかまけて、毛利レポートの掲載も思うに任せませんでした。今年は、昨年の分もと張り切って、レポートを出したいと思います。
同時に、昨年会費をお支払いいただいた方々には、今年分の会費は迷惑量もかねて定価の半額とさせていただきます。
内容も皆様に直接役立つ情報から、基礎的な研究まで今までの全てを明らかにするような覚悟で取り組みたいと思います。皆様方も、疑問・ご質問、情報とありましたら是非ご一報下さい。

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