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サービスニュース-第56巻 第8号-1(SDGs エスディージーズ)

2020年07月28日

SDGs(エスディージーズ)

世界の課題を、2030年をゴールとして、そのために定めた持続可能な開発、17の目標と169のターゲット。
 

写真1-1 SDGs17の目標
写真1-1 SDGs17の目標

この絵をはじめて目に留めたのは、北陸新幹線福井駅の工事現場でした。「これはなんのこっちゃ」と思い、調べました。我が国で注目されるようになったのは2018年7月からのようですが、私が気付いたのは、一年遅れの2019年11月でした。
これが提示されたのは、2015年という事ですが、これ以前から我が国はJICAを通じて同様の活動をされてきたと言われています。それが、ここに来て明確な目標となったと云う事のようです。
しかし、我が国自身が達成出来ているのは、4番目の「質の高い教育をみんなに」だけだそうです。ということは、我が国自身が解決しなければならない目標が16もあるということです。
最近は、このバッチを付けられている方を見かけますが、これは「私の勤めている会社は、SDGsに関連する事業をしています」というアピールをしているわけです。
 

写真1-2 新幹線工事現場の表示
写真1-2 新幹線工事現場の表示

13番目の「気候変動に具体的対策を」は、我が国でここ何年か続いている豪雨災害を見るまでも無く、何とかしなければと考えられている方は多いと思うのです。
私達も、参加出来ることには参加し、少しでも結果が得られるように努力しなければならないのです。
ただし、短絡的に「有機溶剤のドライクリーニングよりランドリーの方が地球にやさしいなどと言わないでください」。単純にいまのドライクリーニングをランドリーに置き換えれば、家庭排水の処理は今の何倍も要するのです。溶剤回収をキチンと行い、先ず、不要な排水量を減らしてからでないと、ドライクリーニングはやめられないのです。

 

「感染症対策」どれだけ発信してますか

神奈川県知事・黒岩さん、大阪府知事・吉村さん他、感染症対策に熱心な方々を見ていて、私達クリーニング業者は、どれだけお客様に発信したのだろうと思うのです。
 

写真1-3
写真1-3
写真1-4
写真1-4
写真1-5
写真1-5

写真は、それぞれいかにして感染症に対処するか、色々と取られている処置の例を上げてみました。
写真1-3は、神奈川の「感染症対策チェックリスト」。写真1-4は、大阪の「感染症対策ステッカー」。写真1-5は、埼玉の「安心宣言」ポスターです。
大阪の感染症対策ステッカー発行までの流れは、下記のようです。それぞれの自治体に独自のものがあると思いますので、各自治体のホームページを探してください。
 

写真1-6 ステッカー発行の流れ
写真1-6 ステッカー発行の流れ

 また、多くの自治体が「感染症追跡システム」を登録・発行しています。手順に従って登録、来店者にQRコードを登録するようにします。下記は大阪の例です。
 

写真1-7 感染症追跡システムの登録
写真1-7 感染症追跡システムの登録

クリーニングも「お客様に提供できる情報」マスクの洗い方、消毒剤の作り方、使い方、洗剤の選び方。「お店で取っている感染症対策」パーテーションによる防止策、カウンターの消毒、一客毎の手の消毒、マスクの着用。「お客様にお願いしていること」ソーシャルディスタンスのお願い、混雑時の整理券の発行、マスクの着用。発熱時の来店のご遠慮。発信し続けなければなりません。
下の例は、私が「クリーニング感染症対策」チェックリストとして作ったものです。
感染症チェックリストは、業種別に自主チェックリストとして作られたものですが、クリーニング業は含まれていません。
これに対応するように作って見ました。一番下の「接触確認アプリ」は厚生労働省のものを入れましたが、各自治体の「感染症追跡システム」のQRコードを入れるべきだと思います。
 

写真1-8 感染症チェックリスト
写真1-8 感染症チェックリスト

ご参加・ご支援をお願いいたします

『毛利クリーニング科学研究所』会員のための有料配信サービスを本年9月より展開させていただきます。
現在のサービスニュースは、令和2年8月を持って閉じさせていただきます。

 

オフィス毛利の組織の改編

新型コロナウイルスの影響下、オフィス毛利も、この3ヶ月間情報発信をするだけで、企業活動が全く出来ませんでした。このようなことでは、継続的な活動が出来なくなると組織編成を以下のように変え、活動が行えるように支援(糧)を求めることにしました。
今後は、皆様のご支援の基、外部への情報発信を毛利クリーニング科学研究所・「毛利レポート」「サービスニュース」「コラム」「イベント情報」という枠組みの中で行いたいと計画しました。
皆様方のご参加と同時に、多くの方々のご支援がえられますよう、広くお声かけをいただければ幸いです。

 

図.オフィス毛利を支える3本の柱
図.オフィス毛利を支える3本の柱

オフィス毛利は、今後の活動の根拠に3本の柱を立てて、これに則って経営基盤を安定させてまいります。


オフィス毛利は、「企業としての活動」
→日本テキスタイルケア協会、ザ・クリーナーズ・クラブ、トンボ、ク レイワーズ等のグループへのアドバイザー。クリーニング顧問先の個 別指導、機械・機材商へのアドバイザーとしての活動。新聞、雑誌等 を通じての提言、本(クリーニングの理論と実際、クリーニング革新 大系等)の執筆活動。


「システム研究会」
→毛利春雄セミナー公開講座(毎年神戸にて開催)、「クリーニングの
理論と実際」を教科書とした36講座の勉強会。・専門課程(ロット を学ぶ、マニュアルで仕事をする、機能としてのカウンター、洗うを 考える、シミ抜き講座)の通信講座(随時受講可)。


「毛利クリーニング科学研究所」
→サービスニュースの配信、毛利レポート(研究報告、見学・訪問レポ ート)の配信、啓蒙活動の資料提供。基礎研究(家庭洗濯機と業務用 洗濯機の違い、ワイシャツのクリーニングテストの結果。依頼された モニタリングテスト。
 

会員申込要項 

・会費 年・¥13,200。顧問先、TCC、トンボ等の会員は¥6,600

・会員資格 申込、年会費入金月から1年間。
基本的には何方でも参加出来ます。ただし、毛利個人が不 適切と判断した場合は除きます。
・会員の特典 毛利レポート、クリーニングテスト等のデータ、サービ スニュース(現在無料)、異業種見学のレポート、トンボ ニュース(品質情報研究所製)等の提供。メールにて配信致します。

Mail,LINE,Fax.のいずれかでお申し込み下さい。
・お名前(個人名)または、法人名(役職)または、両方
・個人の住所、または、法人の住所
・個人の携帯電話、及び、法人の電話番号
・個人のメールアドレス

 

毛利クリーニング科学研究所会員
                                              会員申込用紙


                お申し込みと同時に、年会費の振り込みをお願いします。
                 所属先を○で囲ってください。
            ( 一般、顧問先、TCC,トンボ、テキスタイル協会、クレイワーズ)

お名前 法人名・役職名
住所・個人 住所・法人
携帯電話番号 法人・電話番号
メールアドレス(個人)  

                          年会費 1万2千円 または 6千円 (税別)

           振込先 兵庫信用金庫 東灘支店
                          名義 システム研究会 毛利春雄
                          口座 普通預金
                          口座No. 0256912

 

※今後、研究したいテーマ
・カジュアルシャツのクリーニングテスト。(カジュアルシャツの取り扱い、出来上がりの違い)
・家庭用洗濯機と業務用洗濯機の機械力の違い。
・クリーニングの店舗調査。

 

なお、別紙「毛利クリーニング科学研究所」会員案内(PDF)を添付します。⇩

 

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