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サービスニュース-第56巻 第5号-1(オリンピック・パラリンピック?)

2020年05月01日

オリンピック・パラリンピック?

上記のように良く呼ばれています。これは、大会を開く順に読んでいるのでしょうが、私に云わせればパラリンピック・オリンピックの順で開くべきで、呼び方もそのように改めるべきだと思うのです。
何故ならば、一般的に見れば、オリンピックの熱気が去ればパラリンピックの関心が少し薄れると思うのです。従って、先にパラリンピックで気運を高め、さらにオリンピックで一段と盛り上げる方が、パラリンピックへの注目度も変わると思うのです。
オリンピック・パラリンピックの延期が決まったときに、考え直す良い機会だったような気がするのです。「世界中が感染症のパンデミックに陥っているときに、オリンピックの話どころではない」と言う方がおられました。この時の発言にパラリンピックが抜けていたのです。
私には、そのようなつもりは無いにしても、パラリンピックがオリンピックのついでというとらえ方に思えるのです。パラリンピックへの関心を高めるためにもパラリンピックを先に開催する方が、良いのでは無いかと思うのです。
 

写真1-1    オリンピックのシンボル
写真1-1 オリンピックのシンボル
写真1-2  パラリンピックのシンボル
写真1-2 パラリンピックのシンボル

私達も、お客様に訴えるときに、無意識のうちに順番を間違えていることが無いですか。お客様が知りたいことの優先順位とお客様に知ってもらいたいことの優先順位、どのようにしたらクリーニングの商品に関心を持って頂けるのか、今一度考えるべきです。
 

リーダーシップ

写真1-3
写真1-3
写真1-4
写真1-4
写真1-5
写真1-5

この方達の共通項は何ですか。
さて以下の名前に共通しているものは何ですか。蔡英文(写真1-3)、アンゲラ・メルケル(写真1-4)、ジャシンダ・アーダーン(写真1-5)、カトリン・ヤコブスドッティル、サンナ・マリン、メッテ・フレデリクセン、アーナ・ソールバルグ。
新型コロナウイルスの感染症に対して、特に優れた対策を打っていると評価されている方々です。すべて各国の女性トップです。
※ 蔡英文(台湾総統)、アン ゲラ・メルケル(ドイツ・首相)、ジャシンダ・アー ダーン(ニュージーランド・首相)、カトリン・ヤコブスドッティル(アイスラン ド・首相)、サンナ・マリン(フィンランド・首相)、メッテ・フレデリクセン(デンマーク首相)、アーナ・ソールバルグ(ノルウェー・首相)。
この方達は、「早い」「隠さない」「テクノロジーの活用」「必要な物資の統制」「早い段階での国民への訴えかけ」が共通項のようです。興味のある方は調べてみてください。
私も、先に日本の危機管理の甘さ、現首相のリーダーシップの欠如は縷々述べさせてもらいましたが、私は、ヘッドの選び方を間違えていたのかも知れないと思いました。
特に、国民への訴えかけではどの方の話も大変評判が良く、多く国民の支持を得ているようです。さらに、デンマークのフレデリクセン首相は、子供の質問に答える記者会見。ソールバルグ首相は、大人の参加を禁じた記者会見。により国民に深い感銘を与えたそうです。
頭のどこかで、経験の少ない女性にトップを任せて大丈夫だろうかと疑問符がありました。クリーニングの現場で優れた女性をたっくさん見てきているのに、政治は別というような意識がありました。
日本の政治に携わっている女性を見ると、肩に力が入りすぎていて心配なのですが、トップに立てる方もいるはずなのです、もっと女性が必要なのです。反省します。
この点を振り返ると、クリーニングの管理者にももっと女性がいて良いのでは無いかと思うのです。
 

バイオマス素材のレジ袋

調剤薬局に行ったとき写真のようなポスターを見つけました。 要は、今までポリのレジ袋を無料で配布していた事をやめるので、エコバッグ持参で来店ください。また、6月1日以後は有料になります『バイオマス素材のレジ袋を有料(5円)で販売する予定です』。
 

写真1-6 レジ袋無料配布の廃止のポスター
写真1-6 レジ袋無料配布の廃止のポスター

と云うことなのですが「バイオマス素材の袋」を使用すると云うことは一見素晴らしいことのように聞こえるのですが、紙袋ではいけないのですか。バイオマスは燃料、発酵などの活用を除けば、畜産廃棄物、木材、藁の廃棄物、副産物を再生活用するには、膨大なエネルギーが必要でこの時に排出するCO2 が大きすぎると問題になっているのです。
バイオマスとは生物体構成物質の産業資源(木など)のことで、生物の成長に伴って吸収したCO2を、焼却時にはき出しても地球サイズで考えれば+-同じだということです。写真1-7参照。
これに対して、石油、石炭などは太古に地球上から吸収したCO2なので、地球のバランスを崩す(地球温暖化)原因となると云う考え方です。
となると、私は、変なことを考えないで、紙、木材を有効に活用、最後は焼却するのが良くて、無理して回収再生しない方が良いと言うことなのではと考えるのです。
  ただし、微細プラスチックの減量、動物保護等から生分解性のある物に転換する、このような地球環境保全の観点から考えると云う視点は大切だと思うのですが。
 

写真1-7 光合成と二酸化炭素の排出
写真1-7 光合成と二酸化炭素の排出

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