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サービスニュース-第55巻 第12号-2(スニーカークリーニングに思う事)

2019年12月02日

スニーカークリーニングに思う事

スニーカークリーニングは、クリーニングが若年層を取り込めるチャンスなのです。スニーカーを日常的に履かれているのは、圧倒的に若い方です。この方々の多くが『クリーニング店を利用した事が無い』のです。
こんな方々が、スニーカークリーニングを機にお店を訪れてくれるのです。クリーニングをアピールできる機会なのです。
 

写真1 パルコ・Licue & Sneakers
写真1 パルコ・Licue & Sneakers

写真は、スニーカークリーニングを前面に打ち出した、パルコのLicue & Sneakersのお店です。この店を見ると、スニーカーは若年層を対象にしているというのがよく分かります。
スニーカークリーニングについては、度々述べているのですが、今までもサイドメニューによって、クリーニングが変われるチャンスだったことはあるのですが、なかなか機会を捉えることが出来ないのです。
是非これを機会に、今までクリーニングをあまり知らなかった若者を、お客に取り込む工夫をしてください。
 

これって分かりやすいと思いません?

ブログにも書きましたが、なんと云うことの無いポスターなのですが、これって分かりやすいと思いませんか。安売りをしているわけでは無いのですが、決して料金はお高いものでは無いのです。と訴えている様な気がするのです。
このまま、クリーニングに転用したいぐらいですが、これこそ、コピーライターの面目躍如だと思うのですが。
 

写真2 電車の中のポスター
写真2 電車の中のポスター

これは何を訴えているの?

写真3 北陸新幹線の工事の隔壁にあった告知(1)
写真3 北陸新幹線の工事の隔壁にあった告知(1)
写真4 北陸新幹線の工事の隔壁にあった告知(2)
写真4 北陸新幹線の工事の隔壁にあった告知(2)

もうチョット具体的な方が分かりやすいとは思うのですが(これを掲げて、具体的にこんな問題に取り組んでいますと、端的に表す方法があれば満点の告知)、何となく会社の姿勢を表していると思いませんか。
クリーニングはこういう点が下手なのです。

 

こんなモノを見つけました

 先日、三幸社さんのPTBの展示会で、共生社のブースに写真のようなモノを見て話が弾みました。
 

写真5-1
写真5-1
写真5-2
写真5-2
写真5-3
写真5-3

写真5-1は、ユーゴーさんで開発された、補助タグでホッチキスを使わないで本タグと連結できる穴が空いたもの。工夫するね!と話が弾み、写真5-2、5-3の共生社の景品に使われている「濡れてもにじまないメモ用紙」を見て、価格が合えばクリーニング業者が使えるのにと、先に販売された「にじまないメモ(ハイキング・登山、船遊び等)」でもそうなのだけど、一度は買うのですが、リピートにつながらないのではと、話を結びました。

 

どこかおかしいと思いません

多くのクリーニング屋さんと話していると、「儲からない」「売上が伸びない」と言われます。事実、少しは売上は伸びているのですが、経費の伸びを見て、これに追いついてないと感じて、売り上げが伸びないのだと思います。
しかし、W&Fの山崎社長と話していると、「クリーニングの売上が伸びていて外注先がアタフタしている」と言われるのです。
割引きセールをし、値引きクーポンを発行し、イベント販促もしているクリーニング業者が『売上が伸びない』と言い、割引き、セール等何もしないW&Fが『売り上げが伸びる』と言っている。どっかおかしくないですか。
何が、原因なのですか。N社長の言われる「クリーニング屋さん、セール止めたら儲かるのに?」の真意は?。
W&Fで培った信頼関係の方が、店頭での信頼関係より強く、売り上げが伸びるのですか?。
私が思うに、クリーニング屋さんが訴えることと、お客様が望んでいることが違っているので、いくら繰り返し宣伝をしてもお客様の心に伝わらないのでは、と思えるのです。
販促と広告・宣伝は違うのです。クリーニング業者は、自社を訴えることが下手なのです。こう考えてから、広告・宣伝を考えて下さい。
こんなクリーニングをさせてもらっているのです。こんなクリーニングを提供しているのです。このような気持ちで衣服を扱わせてもらっているのです。こんな訴えが足りないのです。
 

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