クリーニングのトータルコンサルティング
2019年09月05日
補助タグは、店舗・お客様から工場へ、指示・要望を伝えるために付けられるものです。クリーニングのテストであちこちのクリーニング屋さんに出していると、色々なタグを見ることが出来ます。
写真1-1と写真1-6以外は、タグを見ただけでは、お客様には意味が解りません。でも、面白いですネ。
この他に、「タタミをキレイに」というのもありましたが、このタグを見たときには、キレイにたたまれていない商品があるのだと、考えさせられました。
ある店舗で、洗剤を売るべくディスプレイされていました。
お客様用に配布されたパンフレット(写真1-7)は、オシャレなチョット普通の洗剤とは違った印象を持ちました。
写真1-7 洗剤のパンフレット |
しかし、ディスプレイに工夫が足りないのです。パンフレットを並べればわかってくれるものでも無く、商品も置いてあれば良いというものでは無いはずです。せっかくオシャレな製品、kakkoyoku見せなければと思うのです。写真1-8,写真1-9,写真1-10。
オヤジの古い資料を整理していたら、表題のような原稿がでたきました。
職人は日常生活の乱れた人はいても、職業道徳から外れると云うことは非常に少なかった。
例えば、生活はかなりだらしなく、給金(給与)をもらったばかりで懐があたたかければ、女郎屋に入り浸って、女郎屋から店に出勤した人がいたり、くわえたばこでアイロン掛けなど普通で、中には一升瓶を置いて呑みながら仕事をしないと能率が上がらないと云う人もいました。
この原稿の中に職人気質を羅列したものがありました。
①自分の職に誇りを持っていた
②自分のした仕事に自信を持ち、自分なりに工夫、勉強をした
③良い仕事を行おうとする心構えがあった
④気分によって仕事をし、気分が乗らないと仕事をしなかった
⑤自分の仕事を批判されるのを嫌がった
⑥仕事に惚れてくれるお客様のためにつくそうとした
⑦金のある間はあまり仕事をしなかった
⑧仕事さえやれば、遊ぶのは当人の自由という気がつよかった
⑨無口で、無愛想が多かった
⑩人にあまり仕事を教えたがらなかった
今は昔で、今時こんなやつはいないでしょうが、「仕事に誇りを持って」という人を少なくしてしまったことは、業界の「人を育てられない」結果なのでは無いでしょうか。