クリーニングのトータルコンサルティング
2019年07月18日
先日来購入したシャツ(黒の麻のシャツ、紺の紙のシャツ、紺の綿のシ
ャツ)を6月3日(A店、C店)、6月4日(B店)クリーニングに出しました。
店名 | シャツの組成 | シャツの名称 | 定価/支払い価格 |
A店 | 紺色(紙100%) |
カジュアルシャツ(ハンガーorタタミ) |
¥520/¥393(セール中) |
B店 | 黒色(麻100%) | スポーツシャツ | ¥580/¥474(セール中) |
C店 | 紺色(綿100%) | カジュアルシャツ | ¥550/¥415(セール中) |
※A店に出したシャツは、楮(こうぞ)・みつまたの紙繊維の製品です。
B店に出したシャツは、麻のシャツです。
C店に出したシャツは、綿・今治タオル地のシャツです。
※いずれも品質表示は確認しましたが、それ以上の問いかけは無かったよ うです。C店では、普通で14日お渡し、急ぎで7日にお渡し出来ます、 と云われました。
A店に出した「紙のシャツ」、出来上がってきた写真です。写真1-1、1-2、1-3。タッグから見てドライ処理だと思います。明るさが不足していて、チョット色合いが違うのですが、無理して仕上げられた結果、縫い代部分にアイロンの「当たり」が出ています。
B店に出した「麻のシャツ」、出来上がった写真です。写真2-1,2-2,2-3。タッグから見てドライ処理されたと思います。やはり、アイロンに無理があるようで、衿の部分には強い当たりが出ています、また、袖付けの後ろ側にアイロンによるシワが強く出ていました。
C店に出した「今治シャツ」、出来上がった写真です。写真3-1,3-2,3-3。ウエットの指示タグが付いているので、水処理をされたと思います。仕上をみると、あまり強い当たりは出てません。
∴この時期に着ているシャツなので、汗の汚れは想定出来ると思うので、 2社でドライ処理されたことは大いに不満です。出来れば、カウンター で説明、ないしは相談して欲しいものです。
∴C店では、黙ってウエットとされました。処置としては正しいのですが、 その際のデメリットの説明が欲しいものです。
注:早い話が、一般的に知られているクリーニング店の、今のカウンター のあり方に限界を感じました。
高い安いという問題では無く、顧客・商品と対応出来る、クリーニン グのカウンターは出現しないものなのか?。
今度は、全てお客様の要望として「水で処理、洗いっぱなし」をお願いして出して見ます。この話を聞いて、「ならば家で洗えば良いじゃない」などとバカなことを云わないでくださいネ。
写真4は、出雲のホテルグリーンモーリスのエレベータ内の掲示板です。手作り感あふれた案内なのですが、以前に紹介した「洗濯代行」「マイコンテナ」のようにオリジナルサービスの「女性限定貸出品」「貸出自転車」、さらに「クリーニングの休日予定」、「ホテル予約状況」等々、常連客にとって気になる情報が並んでいるのです。
写真4 ホテルグリーモーリスの掲示板 |
このホテル、近隣のホテルの中で最初に満室になると有名で、「夜食にラーメン(無料)」「漫画図書室(ゴルゴ13がいっぱい)」「無料傘の貸出」等々色々なサービスを展開してるのです。
何時も、多くのサービス業が「体感出来る」「実感出来る」サービスを展開しているのに、クリーニング業は『見えないところ・工場』で作業をするので体感出来ません。このため「本当にシミ抜きしてくれたの?」と云う言葉が出てくるのです。
写真5 「強すぎませんか?」サービスを実感します。 |