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サービスニュース-第55巻 第7号-1(一度はお話を聞きたいのですが)

2019年07月17日

一度はお話しを聞きたいのですが

『公益資本主義』と云う本を知り、読ませて頂いたから、原丈人さんの熱烈なファンになりました。
実は 「原丈人(はらじょうじ)」という方には、ジローさんのコンサートでお目にかかりました。その時は、ジローさんの奥さんのお兄さんと聞いただけで、人となりを何も知りませんでした。その後、ご縁があって「公益資本主義」を知り、何回も読み返しています。所詮、私のような微力なものには縁のない話ですが、一度ぐらい講演を聴きたいものだと思っていました。
先日、妻が原(丈人の母上)さんの誕生記念パーティーに出席しました。その際、原丈人さんにお目にかかり、私がファンだと云うことを伝えてくれました。その時、こんな会合に出席されてはと奨められました。


・「第7回アライアンス・フォーラム・グローバル2019」
  日 時: 2019年8月31日~9月1日
 場 所: 東レ総合研修センター
 人 数:  最大100名
 参加費: 16,000円(税別)
これは、これからの日本を動かして行く方々の会合で、私ごときが出席するものではないので遠慮しますが、10月に三井ホールでお話しが聞けそうなので、これに出席させてもらう予定です。
 

写真1-1
写真1-1
写真1-2
写真1-2
写真1-3
写真1-3

写真1-1・原ファミリー(左から、丈人さん(長男)、美津子さん(母上)、健人さん(次男)、万里さん(長女)。写真1-2・妻と美津子さん。写真1-3・妻と丈人さん。
 

大佛、ファミリーショップに行きました

TCC第173回研修会として、6月13(木)、大佛クリーニング・露木社長。14日(金)、ファミリーショップ・遠間社長を訪問しました。
 

大佛さんでは新店舗と新工場を訪問しました

写真2 大佛・東小金井店
写真2 大佛・東小金井店

立地:JR高架下、コンテナハウス
面積:14坪、賃料21万円/月
定休日:水曜日、
開店時間:9:00~20:00、(14:00~15:00・休憩)
直近1年売上:2000万円/年
 

写真3-1
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写真3-2
写真3-2
写真3-3
写真3-3

ちょっとのぞいた店内、床がかわいいでしょ。写真2-1。店舗の右端にポスト、売上の15%近いそうです。写真2-2。14:00~15:00は休憩です。写真2-3。
ポストを活用している会社は多くありますが、大佛さんほどポストが売り上げている店舗はないのです。この会社の店舗は、少ない店舗で売上の15%程度、多い店では20%を超えているのです。
また、いただいたデータのB店を見ると、
売上2500万円/年(ポストの売上、18%前後)

 3月のポストの売上 43万円強
1回利用単価 1,500円強
 一日平均利用 12.7バッグ
4月のポストの売上 59万円強
1回利用単価 1,700円強
一日の平均利用 12バッグ
※F社が運用している特殊な店舗のように、受付はポスト専門と云う店舗 を除くと、大佛さんのようにどの店舗も安定した売上をしている会社はないのです。

 

3つの安心 会員制度 3つの約束 

写真4-1
写真4-1
写真4-2
写真4-2
写真4-3
写真4-3

メニューをシンプルにして3つの安心を、会員制度では定価料金のお客さまを一般会員、会費200円のお客さまはクーポン券・キャンペーンを利用出来、会費400円のお客様はバッグをもらいポストが利用出来るとされていました。
 

狭いスペースの中コンパクトにまとめられていました

工場は30坪ということで、実にコンパクトに作られていました。いましも繁忙期で、そこに商品が所狭しと並んでいました。
ロットが崩れたら、工場は即玉砕という状態で、これこそ「ロットがすべて」と感じました。
 

写真5-1
写真5-1
写真5-2
写真5-2
写真5-3
写真5-3

そして、大佛さんと云えばオリジナルメニュー、先導の防具を洗う事業をネットでしているのです。剣道の防具を洗う、補修・修理・染め直し等々をする、『剣洗』のブランドで展開しています。

 

写真6 剣道の防具を洗う
写真6 剣道の防具を洗う

ファミリーショップの近況をお聞きしました

写真7 ファミリーショップ本店
写真7 ファミリーショップ本店
写真8-1  
写真8-1  
写真8-2
写真8-2
写真8-3
写真8-3

工場も店舗も大きく様相が変わっていました。店舗は昔の重厚な感じから親しみやすい感じへ(写真7、写真8-1,8-2,8-3)、工場はロットによる管理が成されているようで、不用意に商品が散らばっているのを見かけませんでした。
工場は、従来通りのレイアウトでしたが、クイック体制を取られ、人時生産性が25~27点と言うことでした。この事は、作業上が立体(1~3階)である、旧来のままのレイアウトと云うことを考えると、商品の動かし方にかなりの工夫をされるようになったのだと感じました。
その後、別室で遠間社長から、ファミリーショップの再建計画と現在の状況について詳しく説明がありました。詳しい事はお話出来ませんが、会社が立ち行かなくなると気づいて(平成29年2月)から、N社長に相談し、再建計画を立案、金融如何との折衝、再建へ始動、今日に至るまでのお話しがありました。それから2年・・・。
・売上規模、 100 → 60
・売上原価率、 42、1%→33。2%
・営業利益率、 1.4%→10.6%
再建計画は予定通り進んでいて、金融機関にも予定通り元本の返済が始められるとのことです。
思えば、平成22年にファミリーショップを訪問した際の、同社へ提出したレポートには、色々現象を指摘して、このままでは『労務倒産』に陥ると記しました。
再建計画も順調に進んでいるようですから、一層の奮闘をお祈り致します。言わずもがなでしょうが、休憩室とトイレだけは最初に改善を考えてください。
 

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