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サービスニュース-第55巻 第2号-2(こんな商品があるのです)

2019年02月04日

こんな商品があるのです

これらの商品は、最近訪問した工場で見つけたものです。中でも驚いたのは「カルチェ」のネクタイです。
ブランド品が一般の商品に混ざってくるといっても、この手の商品は少ないのです。しかし、昨年は、ふと見たネクタイが「シャネル」、ひっくり返した上着が「アルマーニ」だった時にはやはりびっくりしました。
 

写真2-1
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写真2-2
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写真2-3
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写真2-4
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写真2-5
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写真2-6
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※写真2-1⇒カルチェ。2-2⇒レノマ。2-3⇒ピエール・カルダン。2-4  ⇒ジョルジオ・アルマーニ。2-5 ⇒グッチ。2-6⇒カステルバジャック。


安売りと言われるクリーニング工場でも、一般的なクリーニング工場でも、ブランド商品がごく普通に見つかるのです。中には、ラグジュアリーブランドと言われる商品もあるのです。
後でお店の方に聞くと「ブランドとは知らなかった」「気づかなかった」「知っていたけどたいした問題とは思わなかった」と言われるのです。
失礼な言い方を敢えてすれば、時給1,000円の方には、30万円のコート、4万円のネクタイは、自身の生活の中にはないのです。しかし、比較すればどれほどの商品かと云うことは分かってもらえるはずなのです。そのためには、ブランドを知ってほしいのです。
品質表示も同様ですが、先ず商品を見ましょう(品質表示とブランド名は必ず)。その上で、お客様とのコミニュケーションを計るようにしてください。

 

アパレルブランド・ロゴ一覧を作りました

そんな中、先日、衣服を知る、お客様とのコミュニケーションを図る目的から、有名アパレルブランドのロゴ一覧を作りました。
何を取り上げて、何を除外するのか判断に迷いましたが、一に一般的に知られている有名ブランド、二にラグジュアリーブランド、三に特異な存在のブランドを取り上げました。
このような衣服を着用される方は、衣服に愛着のある方、衣服にこだわりのある方、ハイファッションに興味がある方々なのです。ちなみに、高額衣料品といえる物なので、それなりの収入のある方と判断できます。
このような方々とコミュニケーションを図り、自社のファンとして取り込むことが出来たのなら、長いお付き合いが出来るのです。
下の図はブランドロゴ一覧の一部ですが、メーカー名、特徴などを担当者に話すことが出来ますか。詳しくは、毛利レポートを参照ください。

写真2-7 ブランド一覧より
写真2-7 ブランド一覧より

 

アクアスキュータム アルフレッド・ルース アン・クライン アルマーニ ブルガリ
バリー バーバリー バレン・シアガ コーチ ディオール(クリスチャン)
ダナ・キャラン ドルチェ&ガッバーナ ダンヒル エミリオ・プッチ フェンディ
マダム・グレ マダム・グレ グッチ グッチ ジャンニ・ベルサーチ

写真2-8 ブランド一覧より
写真2-8 ブランド一覧より

 

ジバンシー ジョルジオ・アルマーニ ギラ・ロッシュ ジャンニ・バレンチノ エルメス
ハナエ・モリ ジュンコ・コシノ クリツィア カンサイ(山本) ケンゾー(高田)
ラコステ ランセル ランバン ルイ・ヴィトン マックス・マーラ
クリスチャン・ディオール ミラ・ショーン マリオ・バレンティノニナ・リッチ プラダ

こんなデータを見ました

下のデータは、石井文泉堂さんより公表された、ワイシャツ回数券の購入状況を調べたデータです。 このデータによると、非常に偏った傾向が見て取れます。石井社長の見解は以下の通りです。
 

写真2-9
写真2-9

年商14,723,991円、有効会員数1,637人、のクリーニング店。ワイシャツ回数券を68日間販売したデータ。
販売期間中の総売上 2,474,000円
ワイシャツ回数券の売上  523,940円
回数券販売枚数 357枚
回数券購入者数 72名(会員の割合4.4%)
※購入者の内、6冊以上お買い揚げのお客様 257枚・72%の方が まとめ買いをされています。、上位5%のお客様の内半分の方が回数 券を購入されています。これは、販売枚数の7割にあたります。
この結果をどのように見たら良いのでしょうか。ワイシャツの回数券は、顧客の固定化につながると読むのでしょうか、上位客は計算がしっかりとされると読むのでしょうか、デポジットに近いサービスは低位客には受けないと見るべきなのでしょうか、この手の販促は裾野を広げる役にはたたないと読むのでしょうか。
とにかく、この手のデータが少ないので、個別に取られている回数券販売、金券販売やクーポン券の活用、DMの利用率等々データを整理して総合的判断が必要なのではないでしょうか。

 

 

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