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サービスニュース-第54巻 第11号-3(日本のものづくりを考えるサミット)

2018年12月03日

『日本のものづくりを考えるサミット』

ファクトリエの集まり

11月17日(土)千代田区麹町のLIFULL Tableで「工場と次世代の継ぎ手、お客様をつなぐ工場サミット」という会に参加して来ました。大変面白く、また、興味深く聞かせてもらいました。
全部で4議題でしたが、飛行機の予約が上手く取れないので、最後のスペシャル対談には参加出来ませんでした。
一つ残念だったのは、作り手の情熱、作り手のこだわりが良いモノをつくるのは解るのですが、着用後その状態を維持する、長期間の使用後にケアすることを話される方がいなかった事です。
先日購入した、和紙のシャツではその欠点がもろに出ました。

写真3-1 工場サミット2018のパンフレット
写真3-1 工場サミット2018のパンフレット

1.ファクトリエの提携工場が語る「自社ブランドの挑戦」
ゲスト  HITOYOSHI株式会社 吉國武  氏(写真3-2)

     株式会社革包司博庵 長谷川博司 氏(写真3-3)

     株式会社ユーティーオー 宇土寿和 氏(写真3-4)

       有限会社デ・アイ 出桶敏宏 氏(写真3-5)


司 会  ファクトリエ 山田敏夫 氏(写真3-6)
 

写真3-2
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写真3-4
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写真3-5
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写真3-6
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2.工場の次世代の継ぎ手・若手が語るものづくりの未来
ゲスト 有限会社フォルツニット 斉藤修吾 氏
    株式会社マーヤ 菅谷正 氏
    フレックスジャパン株式会社 髙野美麗 氏
    株式会社インターナショナルシューズ 上田一郎 氏
    (全部でゲストは5人だったように記憶しているのですが)


3.異業種で挑戦するチャレンジャー達
ゲスト  株式会社ごはんとおとも ハシモト英治 氏
     株式会社バンブーカット 竹内順平 氏
     株式会社つきまさ 土屋葉 氏


☆印象に残った言葉(順不同)
・ブランドをつくる→固有名詞が残らなければならない。メイドインジャパンでは無く、メイドインHITOYOSHI。この事は、ク リーニング屋では無く、「○△さん」でなければならないのです。
・会社では、決して楽しいことばかりでは無いのです。しかし、出来るだけ楽しく、愉快にと心掛けています。
・技術の継承に一番苦労し、また、努力しています。
・商品が第一、一番良い原料を使い、一番良いモノを作ります。後は売るだけです。
・裁断後、1アイテムを1人で生産するシステムを作りました。この 事により、小ロットに対応出来るようになり、責任意識が出、生産性が上がりました。
・モニター会員を積極的に活用するようにしました。
(多くの方が同様の話をされていましたものが)
・印刷物はコミュニケーションを阻害する。見てもらい、触れて、感 じてもらい、味わってもらいたいのです。
・妥協しない。完成は無いのです。いつも今一歩が必要です。


4.スペシャル対談「今後の小売りのかたち」(参加しませんでした)
ゲスト:株式会社ルミネ 新井良亮 氏
モデレーター:ファクトリエ代表 山田敏夫 氏
 

荷物が届きませんでした

11月21日(水)、東京のダイワロイネットホテル大崎にチェックイン、荷物が届いていないか尋ねたところ、「お預かりしていません」、と言うことでした。
急遽、山野さんにお願いして調べてもらったところ、東京管区の営業所に保留の状態であることがわかり、本日20時頃届けてくれることになりました。
届いた荷の伝票を見ると、印刷で受付日・11月20日、お届け予定日・11月21日午前中となっていました。ただし、21日をボールペンで線を引き、その横に11/22と手書きされていました。と言うことは、受け付けた時には21日に届けられるように手配されたと考えられます。しかし、その後「ヤマトの社内で」誰かがこのようなイタズラをしたのです、荷を出した時には21日お届けが生きていたのですから、東京で保留にされるまでの間の誰かなのです。強い悪意が感じられます。
今日は、何とか届きましたが、前回は次の日の昼頃届けられました。2度目なので少々頭に来ています。昨年も、伝票の脱落、意味不明の原因で2度遅延行為を受けました。最近のヤマト少しおかしいのでしょうか。
こういうとき、大会社はクレームを誰に言って良いのか、配達した人や、預けた人では全くらちが開かないのです。
 

写真3-7 遅れた荷に付いていた伝票
写真3-7 遅れた荷に付いていた伝票

「しつけ」をする

6Fの人台に和服が着付けられていました。現代風の柄の服にしゃれた帯を締めていました。帯は、私の母のものだそうなのでずいぶんと古いものだが「合いそうなので」組み合わせたと言っていました。(写真3-8)
和服をよく見ると、「しつけ糸」がしてありました。(写真3-9,10)
しつけは、生地の表裏のキセ、袖口のフキ等の寸法が狂わないようにするための、和服独特の手法です。しかし、洋服でも、センターベントやサイドベンツが開いてしまわないように「しつけ」をする事があります。
ドライクリーニングでもブランド商品を扱うときにこの手法を使ったら、洗いで開くことはありませんし、仕上でも寸法が正しくでるので、一段と価値が付くような気がするのですが。
 

写真3-8
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写真3-9
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写真3-10
写真3-10

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