クリーニングのトータルコンサルティング
2018年10月22日
お話しを聞きました
9月12日、ビッグサイトにて開催されたクリーンビジネスフォーラムのセミナーで、ユーゴーの沼崎社長とホワイトウイングスの中村社長のお話を聞きました。
基本的にこのお二人のお話しは、クリーニング業界に立脚しているのですが、一般企業としての考え方で、何処の社会に出しても恥ずかしくない話をしているのです。
要は、消費社会が縮小していく中でどのように会社を運営したら生き抜いていけるのか、そのような中クリーニング業はどうあれば、自社はどのようにあるべきかを自答しているのです。
お話しを聞くと、多くのクリーニング業者の有り様からは、一歩抜け出していると感じられ、このお二人の話をどれだけの人が本当に理解出来ているのだろうかと思いました。
写真2-1 セミナーでお話しをされる中村社長と沼崎社長 |
その後、会場に出向き、三幸社の澤田さん、デジジャパンの平井さん、TOSEI、ライト等で、ご挨拶がてら雑談を交わしました。
写真2-2、2-3,2-4,会場の入口付近からの風景です。
今後の、クリーニングの教育のあり方を模索して、昨年から「理論と実際の初級講座」の授業をライブ配信したり、特別通信講座を取り上げたりしてきました。
色々とご迷惑をお掛けしてきましたが、「理論と実際」のような勉強講座と通信講座は分けて行った方が良いことに気付きました。
あえてライブで行って、難しいカメラワークを考えるよりも、ビデオ撮りしたモノを編集してお伝えした方が、はるかに解りやすいものが作れるのです。
写真2-5,通信講座収録のためのスタジオ
写真2-6,収録をしている私
写真2-7,ふと手元を見たら、カフスにシワが。気分が悪いです。
時代劇の劇中で永い間正座を保っているとき、正座の苦手な俳優さんが用いている、お尻の下に敷いておく道具があると言われていました。
蕎麦屋さんで見つけました。
写真2-8のように置かれていました。裏返すと(写真2-9)、木の足がたたみ込まれていました。足を出して(写真2-10)出来上がり。尻の下にしいて座ると、正座でもあぐらでも楽です。
このおそば屋さんが作られたものでは無く、若い方が座敷でも座れるようにネットで探したのだそうです。
最近、複数のエレベーターが設置されているところでは、次にどのエレベーターが止まるのか、ランプで知らせてくれます。それで、お客はその前で待機します。
しかし、博多の駅ビルに設置された複数のエレベーター、次にどのエレベーターが来るのか待っていると、ランプが消えたり、違うエレベーターが来たりします。
エレベーターの壁に写真のような文言が書いてありました。
このエレベータは、効率的な運行を行うために コンピューターによる運行管理システムを導入しております。カゴが通過したり手前で 折り返す場合がございますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 |
写真2-11 エレベーターの壁面の文字 |
これって、何かおかしくないですか、人間に不愉快な思いをさせないようにシステムを構築するなら解りますが、人を不愉快にさせたり、混乱させるのでは何のためのコンピューターの活用なのか解りません。
カゴが通過したり、折り返すのなら、それを判断してからランプがつくようにしたら、少なくとも混乱は起きないのでは。
これって、Suicaに入金したとき、「領収書はカード、お釣りの順で出てまいります」、と言って、領収書を取り忘れたり、お釣りを取り忘れる人が出るシステムと一緒です。必要度の低い、領収書、お釣り、カードの順で出すか、全てを一緒に出す方が忘れ物は少ないはずです。
コンピューターとか、システムとかというのは、ただ単に効率的とは、省エネとかでは無く、人が対象となる場合は心理学的な探求が必要になることのようです。
新幹線などで自動改札機で切符を通すと、乗車券、特急券と重なって出てきます。何気なくポケットに入れ、さて、座席は何番と切符を出すと乗車券が上で券を入れ替えないと見ることが出来ないのです。
これ特急券が上にあると、片手で切符を出して指定列車、発車時間、号車、座席番号が解るのです。
こういう人をバカにしたようなシステムと判明した場合は、直ちに作りかえる社会になって欲しいものです。
ピュアクリーニングさんで作った、フェールムラカミさんのワイシャツ、前にユーゴーの沼崎社長が「クリーニングがキレイに仕上がるワイシャツをクリーニング屋が販売する」と言っていましたが、ほんとに鎌倉シャツよりキレイに仕上がるのです。
このことがあったので、「スーツを作りませんか」と案内を頂いたので作りに行ってきました。
・写真2-12、オーダースーツの案内状
・写真2-13、オーダースーツ会場のディスプレイ
・写真2-14、おなじみのクレープ屋さん