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サービスニュース-第54巻 第6号-3(お客様を外でお待たせする)

2018年06月04日

サービスって何だろう

お客様を外でお待たせする

写真は、当事務所の近くにあるクリーニング店で、5月28日に撮したものです。このような例は、他のクリーニングの店頭でもよく見かけます。(サービスニュース54-5-3参照)
しかし、このお店日頃の状況を見ていると、採算が取れているのだろうかと疑問に思えるのです。このために、シーズンになると割引きで商品・お金を集めないと立ち行かないのでは無いでしょうか。
多くのクリーニング店にいえる事なのですが、他の業種では忙しい時期には料金が上がるのです。何故、クリーニングはこの時期に値引きをするのでしょうか。
他店で割引きをすると、自分のお客様が皆その店に移ってしまうとでも思っているのでしょうか。あなた方に問いたいです、日頃の仕事はそんなに自信の無い事をされているのですか。
日常的な仕事の中でお客様を得、採算の取れるような活動をしていなければ、このような無様な動きになると思いませんか。
確かに、安い事は魅力です。しかし、お客様に安い・得したと感じていただけるのは、単純な値引きだけでは無いはずです。
 

写真3-1
写真3-1
写真3-2
写真3-2

いろいろ事情はあるでしょうが、このようなお店の状態が何時までもお客様に受け入れてもらえるとは思わないでください。
どのようにしたらこの問題を解く事が出来るのか、解決方法は一つではないと思います。知恵の出しどころです。

本当にお客様の事考えてます?

写真のパンフレットは、山陽新幹線の中での車内販売のものです。新大阪~博多間約2時間半の乗り物の話です。
これが、岡山~出雲市約3時間の列車に乗ると、「この列車には車内販売はございません、自動販売機もございません」「駅の売店でお求めの上ご乗車下さい」。北陸本線サンダーバード、大阪~金沢約3時間に乗ってもほぼ同様のアナウンスがあります。
どちらの列車に乗っても、目的駅までは途中で何かを購入する事は出来ません。しかし、在来線の方が乗っている時間は長いのです。在来線の車内販売の利益がでないのなら、顧客のために地域の業者による車内販売を考える、単線運転のために途中すれ違いがあるので、この停車駅での購入が出来る様にするとか工夫はありそうなのですが。
いずれもJR西日本の行っている事ですが、この違いを見て『お客様が大切』などという事を言えますか。
 

写真3-3 山陽新幹線の車内販売のパンフレット
写真3-3 山陽新幹線の車内販売のパンフレット

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