クリーニングのトータルコンサルティング
2017年08月01日
TCCは定期研修会として、ユーゴーさんの見学会を行いました。ユーゴーさんへは何かとお世話になっているのですが、TCCでの訪問ということになると久々となります。
今回は是非「おさがり専科」をとお願いしましたので、栃木、郡山、福島方面のお店を見せていただきました。詳しくは、「毛利レポート No.31」を参照ください。
写真1-1 ランドリー専科・宇都宮下栗店 |
下栗店、中央分離帯のある広い道路で、反対車線からのお客様の来場が不便なのですが、これを、大きな看板による効果、広い間口、店舗の魅力で何とか引きつけることが出来ないだろうかと試みたとの話でした。
コインランドリーの一角に、ドリンクサーバーが用意され、冷水からコーヒーまで飲めるようになっていました。このサーバーは、冷たい飲み物から温かいものまで提供できるのが特徴なのだそうです。写真1-4
また、洋服の切り絵が用意されていて、ウーサーの着せかえで遊べるように作られていました。写真1-3
写真1-5 クリーニング専科・宇都宮雀宮店 |
この工場は、スポットクーラーをやめて、天井を高くし(写真1-6)、暖気・湿気を排出する工夫し、従来とは違った空調にされたそうです。この空調により、電気代が月々5万円(年間40万円:冷房期間約8ヶ月)ほど高くなったそうですが、これは人の採用費と考えているそうです。
確かに、配送の方の様子を見ても、他の従業員の方を見ても、特に汗を多くかかれた様子は見えませんでした。(写真1-7)
他のクリーニングの工場より、もやもや(湿度)していないように感じましたが、あいにくの小雨交じりの天気でしたので、もっと暑い日に体験したかったです。
他の店舗でも見かけたのですが、入り口に『90分仕上げ(クイックコース)』『10分仕上げ(アイロンだけのプレッシングコース)』(写真1-8)とありましたが、実際の利用者は?と聞いてみました。近くの自衛隊の方が、たまに利用されるとのことでしたが、どんなときに利用しているか事情を聞いてみたいものです。
写真1-9 クリーニング専科・おさがり専科(入り口) |
写真1-10 クリーニング専科・おさがり専科(背面の看板) |
店舗に入るとゆったりとしたエントランス、右手にクリーニング専科のカウンター、正面奥の2Fに「おさがりの展示」が見えます。
展示場では、現在の季節に合わせた衣服(今は、綿シャツ、Tシャツ、綿パン、婦人服、子供服等に分けて置かれていました。
福島・保原では、サーキットコースをもつ店舗を見せてもらいました。事情を聞けば解るのですが、よくぞこんなに思い切った展開を企画したと感心しました。
とにかく楽しい研修会でした。
なお、研修会の内容については「TCC活動報告」を、訪問記(内容)については「毛利レポートNo.31」を参照ください。
クリーニングの理論と実際の基礎講座、定期勉強会では今年からライブ配信を行っているのですが、Wi-Fiへの認識が不足していまして、度々ライブの配信が途切れることが発生しました。
特に、第4講座、第5講座と第20講座、第21講座では、同様の内容を収録、再配信ということになりました。
講座をお受けになっている方々には、特別な処置を取らせていただくことでお許し願うとして、次年度以降に期待いただいている方々に大変ご心配をお掛けしました。
配信側が、有線を用いることで問題を解決し、Wi-Fiの使用は今後の課題と考えることにしました。