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サービスニュース-第53巻 第7号-1 「いらっしゃいませ、どうぞお掛け下さい」

2017年07月05日

「いらっしゃいませ、どうぞお掛けください」

ホワイトウイングスさんの静岡駅前店に伺うと、このように声をかけられました。声をかけられるのと同時に、それとなく椅子の方へ手を向けられました。(※私は、お店にお客として伺いました)
呉服屋さん、シミ抜き屋さんなどでは見られる風景ですが、少なくとも町のクリーニング店での風景ではありません。
※詳細は、「毛利レポート、ホワイトウイングス・静岡駅前店」を参照ください。合わせて「ホワイトウイングス・与次郎店」を参照ください。

写真1-1 椅子のあるカウンター
写真1-1 椅子のあるカウンター

この店を紹介されたのは昨年の8月頃だと思うのですが、この時頭に浮かんだのは、駅に近いし、表通りだしそこそこの売上は望めるはず、しかし、このような店舗で繁忙期を迎えたらどのようになるのだろうということでした。
「お客様が座り込んでしまったら、混乱はしないだろうか」、「お客様の反応はどうであろうか」、是非、繁忙期に見に来なくてはと、中村社長にお願いしました。そして、この日の訪問でした。
訪問したのは6月3日(土)午後4時30分頃でした。その後、1時間あまりの間に、7人のお客様が見えました。
クリーニングに出された方6人(女性2人,男性4人)、引き取りのみの方1人で、女性は2人ともごく自然に座られました。男性の方はいずれも立っておられました。ただし、女性の方が出された点数は多かったです。
印象として、座られたから遅くなった(手間取った)様子はなく、かえって普通より早く感じました。
※普段から中村社長が言われているように「1人1人にキチンと対応してください決して作業を急ぐ必要はありません」、結果お待ち頂くお客様 もいるのです。言われる方はいますけど、実行されている方はいません。

 

そりゃ色も落ちるわな!!

先日、TCCの会合で焼津の浴衣の染色工場・武藤染工さんを訪問しました。
昔ながらの、平らに置いた反物に、型を1回1回手で移動しながら染めていく方法(写真1-2)から、反物を移動しながら型を置いて染めていく方法(写真1-3)、型をロール状にして染料を吹き付けていく方法、反物を屏風折りにしてその上から染める方法と、いろいろ見せて頂きました。(ホームページ、TCCの活動報告を参照ください)
中でも、注染(反物を屏風折りにして染める)、焼津の浴衣の一般的な染めの方法(写真1-4)ですと説明されました。前日に、購入した魚河岸シャツもこの方法によるものだと言われました。
ただし、多色で染めるには色によっては染色堅牢度が1~2程度のものも用いるとのことでした。

 

写真1-2
写真1-2
写真1-3
写真1-3
写真1-4
写真1-4

麻の服のお洗濯大変よね! (あくまでも意訳です)

『手間のかかる麻服も、あなたのテンチュリェ(ドライクリーニング・染め物屋)、ブランシスリ(ランドリー・漂白屋)に出せば、見違えるように仕上がります』
表題のような、1971年のカレンダーを見つけました。フランス・パリ16区(高級住宅街)のクリーニング業者仲間が作ったと思われるものです。
築地市場の移転問題が起こってから、市場以前の状態(米国陸軍の洗濯工場)の資料が無いかと問い合わせが多くあります。
昨年「築地市場(福地享子+築地銀鱗会・編著)」という名の本を編纂するのに手持ちの写真(米国陸軍洗濯工場のマニュアル)をお貸ししました。それ以後、同様の問い合わせがあるのですが、ほとんど写真が無いのです。しかし、先日NHKから特番を組むのでと依頼があり、それではと古い資料をひっくり返してみました。
そこで見つけたのが、写真のような布製のカレンダーでした。

 

写真1-5  1971年・パリ16区のカレンダー
写真1-5  1971年・パリ16区のカレンダー

与次郎(よじろう)店を見ました(ホワイトウイングス)

6月7日(水)、TCCの研修で、ホワイトウイングスさんの与次郎店を見学しました。
店内に入ると、青で統一された簡素な店作りが印象的でした。コイン併設店舗で、コインも従来より余計なものが無いスカッとした感じを強く持ちました。

 

写真1-6  与次郎店(たまたま来客です)
写真1-6 与次郎店(たまたま来客です)
写真1-7
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写真1-8
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写真1-9
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写真1-10
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写真1-12
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