クリーニングのトータルコンサルティング
サービス紹介
公開講座の私自身の話の内容・資料をチェック。一年に一度のゴルフの準備、着る物は無いわ、ボールは無いわ、あれが無い、これが無いで大騒ぎでした。
午前中、事務所で公開講座の最終打ち合わせ。
昼前に、天満氏、稲田氏、山田氏が来社、ウェットクリーニングの薬剤、ドライのサイジング剤について、これらの信頼のある商品が欲しいとお願いしました。
わざわざ私がお願いして作ってもらうのだから、「使われ方が怖いから安全に作る」「他社製品と価格を比較して」というものよりも、「目的のハッキリとしたプロの薬剤として作ってください」とお願いしました。
(株)アクトが製造、T-クラフトが発売元、と言うことになりました。私の関係で、(株)クリーナーズクラブの販売としました。
「第十八回 毛利春雄セミナー公開講座」をANAクラウンプラザホテル・神戸で開催しました。内容はサービスニュース53-11、及び、毛利レポートを参照(有料)ください。
今回、お客様目線に近いカウンターという問題、疎かにされているクリーニングのフロント・カウンターと考えて、講師の方々にお話しいただくようにお願いしました。
写真10-1 お話に聞き入る参加者の皆さま |
非常に有意義な時間が過ごせたと思いました。詳細はサービスニュースNo.53-11-1。毛利レポート33-1,34-1を参照ください。
その後、ユーゴーの沼崎社長が懇親会の乾杯の挨拶の場で(写真10-2)、お客様にタグを付けてもらう「手伝って」という方法にトライしました、と話されたときには会場が一瞬沈黙に落ちました。しかし、「沼崎社長だから」という空気が広がって来たようで、この会場ではこの話に熱中していた様には見えなかったのが残念です。
翌日は、恒例の親睦ゴルフコンペをしました。写真10-4。
井藤さんと、勉強会の「仕上の話(マニュアルと指導)」について打ち合わせをしました。
仕上総論(50分)は私が行います。その後、ランドリー・ワイシャツの仕上(50分)、ドライ・上着の仕上(50分)としてまとめて下さいと話しました。
なお、各前半で手順とその説明。後半ではマニュアルを読み上げながら手順を進めて行くように打ち合わせしました。
なお、説明では、①両手の親指と人差し指でワイシャツの両肩を持ち、はがすようにして持ち上げ(写真10-5)、広げたまま手前に引き背中の仕上をチェックします。(写真10-6)。②背中をネックスタンドに置き両手を離し、両手の親指と中指で衿と台衿の部分を持ち、衿を折り返します。(写真10-7)。というように作って欲しいとお願いしました。
阪急電車で空港に向かいました。途中、電車の中から夙川を見ると白鷺が、この鳥のゆったりと川の中を動く姿を見ていると、何となくほっとします。
住連木さんと晩、新宿のがんこ寿司で食事をしました。彼は喫煙者なので食事をするところが限られます。
ちなみに、ひれ酒を飲みましたが、私のは「チョット生臭く、焦げ過ぎ」でした。残念でした。
品川・山手線のホームで、「鉄道発祥の地」という碑を見ました。(写真10-8)。発祥の地は「新橋」では無いのかと調べたら、新橋以前に品川に仮駅を作り試験運転をしていたとありました。
ことはややこしそうなので、知りたい方はご自分で調べてください。また品川は、山手線の起点(0㎞)なのだそうです。
東京に行くと何かと目に付くのですが、駅のトイレだけはいただけないと思っていました。しかし、ふと気付くと、最近はトイレの案内でもセンスが光ってました。トイレの内容では、神戸線の各駅のトイレは勝っていると思うのですが、案内表示では学ばなければと思いました。
写真10-9は恵比寿駅、写真10-10は田園都市線の二子玉川駅のものです。
大体、昔からトイレと云えば「隅っこ」にあるものでしたが、最近は目立つ所にある例も増えているようです。
それでも、駅のトイレは並ぶという感があります、空港のトイレは一つ一つは小さいのですが、設置場所がとても多いので、これを知るととても使いやすいのです。
羽田空港で、飛行機の搭乗を待っていてふと外を見ると、派手な飛行機がいるではありませんか。見ると「フラワー・ジェット」とありました。
写真10-11 フラワー・ジェット |
芦屋駅で、『維新の風が誘う。おもしろき国 山口』とSLの模型がありました。
イマイチパンチが弱いような気もしましたが、とにかく誰でもが人様の気を引こうと頑張っているのです。クリーニングも、もうチョット工夫をしませんか。
写真10-12 SLで誘う山口 |
どうして工場のしっかりとした会社は、営業が弱いのだろうか。営業が強いと工場は自然と引っ張られて良くなるのに、逆は無いのです。
営業の弱い会社の最大の欠点は、「営業が弱いと」自覚してない事です。
とはいえ、工場も営業も「人に言われた事はしません」、たいしたことでは無いと考えているのか、聞いていないのか不思議なくらい実行しません。
下の写真はカラープレスですが、これに基準線を入れなさいと再三注意するのですが未だに入っていません。(写真10-13)。「基準線が無いと上着が曲がって仕上がる事があるよ」と何度言っても直りません。
写真10-14が仮に付けた基準線です。写真10-15は曲がって仕上げられた上着です。
私のズボンのシミ、何処のクリーニングに出しても取れてきません。明らかに、検品・点検ミスと考えられるのが2社(この会社は、従来から簡単なシミが取れたりとれなかったり)、落ちません(これ以上シミ抜きを行うと繊維を損ねます・・・)とされたのが1社でした。
ばかばかしくて、文句を言う気もありません、次回前者のクリーニングに「ここにシミがあるから」と伝えて出しました。キレイにシミは落ちてきました。
写真を見てください。簡単に落とせそうに見えませんか。
『お客様のために』などとほざいていらっしゃるクリーニング業者の方々、恥ずかしくないですか。
このような実情では、クリーニングに不信感をもたれるのも当たり前のような気がするのです。『ちっと気入れて』仕事せんかい!!!。
昔、40年以上前に大変お世話になった、国際クリーニングの西さんがお亡くなりになったと聞いて、通夜に駆けつけました。本来なら葬儀に出席すべきなのですが、出張の日程がどうしても変更できず、申し訳ないのですが通夜で勘弁してもらう事にしました。
古い話ですが、私がこの世界に足を踏み入れたころ、野村さん(第一ドライ)、小泉さん(クラウンクリーニング)、西さん(国際クリーニング)、比嘉さん(東洋ランドリー)という方々に大変お世話になりました。
私自身が年を取ったので、この頃の事を知っている方が大変少なくなり、話をする機会も余りありません。
今日一日は、昔を偲んでお酒を飲みます。
”ご冥福をお祈りいたします”
写真10-19 西氏の通夜時の写真 |
本日も有明の魚介類を堪能しました。写真は、食べたものとは違うのですが、並んでいる貝を見てホッキ貝とハマグリの区別がつかなくて、自分でびっくりしました。
洋服のリフォームのためのボタンではあるまいし、ボタンの佃煮をどうするの?。(クリーニングの会社の名前が解ったらゴメンなさい)
チョット古いクリーニング工場に行くと見られるものですが、どうしてこんなにボタンが溜まるの。
ボタントラップの中から出てきて、衣服に戻す事が出来ない事もあるでしょうが、多くは「落ちている場所」から、大体どの範囲の衣服から落ちたものか推定できるのです。これを面倒くさいと放置するからこうなるのです。チョットはお客様の事を考えようよ!。
JR筑後船小屋駅前にソフトバンクの2・3軍グラウンド、タマホームスタジアムが出来てから、風景が一変しました。
クリーニング基礎勉強会の資料作成、チェック。
前立ての無いシャツ(女性のブラウス)は縮まないはずと、実験する事にしました。
「洋服の青山」でバーゲンのブラウスを見つけたので、これでテストすることにしました。(サービスニュース53-12-2参照)
ワイシャツの仕上がりにムラがある、普段はキチッとしていても、こんなにひどいのも珍しいです。乾いたシャツにプレスしたのでは?。
同日、ホテル・メトロポリタンエドモントで巨大なカボチャのお化けを見ました。
ハロウィンを(西洋の収穫祭)これだけ大騒ぎするのに、日本の収穫祭(新嘗祭)を知っている人どれだけいるの?。何か、情けないような気がするのは私だけ。
写真10-31 メトロポリタンエドモントで見たカボチャ |
快晴、車窓から見る先は真っ青な空に小さなちぎれ雲が、浜名湖(写真10-32)と富士山(写真10-33,34)がキレイでした。
不二ドライでマスクをもらいました。「先生これ優れもの、ウイルスも防ぐの」抗ウイルス加工(peerless guard・ピアレスガード・ゼット)
写真10-35 抗ウイルス加工マスク |
早速使わせてもらいました。パンフレットを読むとウイルス対策の出来た新世代型のフェイスマスクとありました。洗濯して繰り返し使用できるようで、洗濯マークが付けられていました。ただし、ドライクリーニングのマークがないので、ドライクリーニング可という事なのでしょうが、それではきれいにならないように思うのです。
『線を強く』と言われても。(写真10-36)
お客様からの要望として指示タグが付けられているのですが、組成を見ると難燃ビニロン69%、綿30%、その他1%と記されています。(写真10-37)
ビニロンは丈夫な繊維として開発されたものです。綿に似ているのですが、ゴワゴワして肌触りが悪い、仕上時に蒸気が使用出来ない等々から、日本の自衛隊以外では北朝鮮ぐらいしか、衣服として使用していないと言われてます。ポリエステルというすばらしい繊維があるのに、これにこだわる意味が解りません。
現場では、仕上時に蒸気を使うと硬化するので、手で出来るだけ引っ張って、アイロンで蒸気を出さないで仕上げます。当然、ズボンプレスは使えません。
勉強会の通信講座、内容、中継技術がまだまだ準備不足のようでご迷惑をお掛けしています。
内容に関しても、外部講師との打ち合わせが足りなく、基礎・初級の考え方のすりあわせが必要でした。同様に、資料の確認も充分とはいえませんでした。
また、実技の中継では、カメラワークがついて行けないで、話と指摘された場所とが合致しないような不細工な事もしてしまいました。
陳謝するとともに深く反省し、今年参加いただいた方々には、次年度での穴うめを考えております。
大阪・モノレールのEKINO・GALLERYで足が止まりました。いつもは見過ごすのですが、何となく親しみがわくような絵の展示でした。
(作者名が小さく写り読めませんでした。ゴメンナサイ)
機材商、大手クリーニング業者と話す機会がありました。私が「自身の不徳のなせる事ですが勉強会に人が集まらなくて」と話すと、「先生、そう言いますけれど、みんな勉強が嫌いなのです。」「私が心配する事では無いのかも解りませんが『それが仕事の基礎になっているという認識が無いのです』」。
最近のクリーニング業者も貴方(洗剤屋、機材商)任せでひどいけど、機材商も勉強不足です。仕事を任せたつもりでいると、洗剤の使い方にしても、洗浄工程の相談にしても、配管にしてもまともにしてもらえたためしがない。と言うのが結論でした。
勉強の好きな人は少ないでしょうが、業の核をなしている部分にも、もうチョット目を向けるべきでは無いのでしょうか。
JR大阪駅構内でこんな表示を見ました。
クリーニングの店頭表示もこんな風にスマートに出来ないものでしょうか。見ただけで、解るのです。
クレジットが使えます。Wi-Fiが使えます。コーヒーが飲めます。
ワイシャツのソフトスターチ・ハードスターチが選べます。立体仕上げ、平面仕上げが選べます。
ドライかウエットが選べます。
フォーマル仕上(レギュラー)・補正アイロン(クオリティ)コースが選べます。
特殊シミ抜きが選べます、撥水加工が選べます。等々お知らせしたいこと、表現できる事が多々あると思うのです。
写真10-42 デリカフェの表示 |
JR福井駅構内にあるモニュメントです。
写真10-43 |
写真10-44 |