サービスニュース - 第50巻 第9号-2

機械は正しく使いましょう

写真は、ズボンの裾をはさみ縫い目引き、整形が出来るようにされているパンツトッパーですが、作業者は裾の状態がどのようにセットされなければならないかお構いなしに作業をされています。　
結果、ズボンの裾がはさまれないまま（裾が引かれることなく）始動したり（写真２－１）、裾ではない部分を引いたり（写真２－２）しています。

前回のサービスニュースで、「慣れが怖いのです」と警告しましたが、この例もよく見かけます。
写真は、工場で働いている方の足下を撮したものですが、どう考えても働く体勢ではないと思えるのですが。最も、お店の方でもしてはならない事だと思います。
これはけっしてキビキビと働けるとは思えないのですが。服務規程のゆるみは、全てのゆるみの始まりです。注意して下さい。

昭和工業株式会社の創業者、徳田恭二氏が本年１１月７日ご逝去されました。（享年７８）
葬儀は、臨海斎場（東京・大田区）で、喪主 徳田文の氏、施主 昭和工業株式会社 徳田二朗氏によって行われました。
深く哀悼の意を持って、ご冥福をお祈りいたします。
氏は皆さんご存じの徳田二朗さんのお父上ですが、私にとっては忘れられない方なのです。
まだ、私が海のものとも山のものとも解らない、名古屋での修業時代を経た時、四国のクリーニング業者をまわるからと連れて歩いてもらいました。思えば、コ ンサルタントとしての一歩目を踏み出したのはこの時で、その後、岡崎不二也氏に顧問先をお世話いただきこの業界で生きてきたのです。
また、四国を歩いていたときに陶器の話をされ、いろいろ見て歩き船徳利を購入しました。思い出の品として長い間持っていたのですが、阪神大震災で壊れてしまいました。
最後にご一緒したのは、徳田ご夫妻と私達夫婦で四国の金比羅歌舞伎を見に行った時で、その後、親しくお話しする機会もなく過ぎてしまいました。今思えば、もうチョットお話ししたかったと残念でなりません。合掌。