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サービスニュース-第52巻 第2号-2

2016年02月02日

株式会社 ユーゴー訪問記

前回、アイデアにあふれた店舗を見たいということで、伊勢崎・高崎方面の店舗を訪問させてもらいました。
そのため、本社を訪問できなかったので、今回は本社表敬訪問と店舗要員の強化についてお話しをうかがいたいと、社長に「私が訪問したいのです」と強く要望して実現しました。
店舗要員の強化に関する詳細は、「レポート・ユーゴーにて」を参照ください。ここでは、ユーゴーさんの訪問を時系列的に記しましたので、一部内容にまとまりがありません。これは 私が気づくままに質問をしたものをそのまま記したためです。お許しください。

13時 JR石岡駅   沼崎社長,山田人材開発営業企画部マネジャー、小松販促 企画サブマネージャーに出迎えてもらいました。
同行は志村成昭・(株)オリック専務、清水栄治・(株)清水屋社長、牟田 祐貴・(有)牟田商会統括マネージャーの3人でした。
☆この日の早朝は非常に寒い日でしたが、日中は風が少々あるだけで好天 に恵まれました。

→石岡 MIX MAX Factory へ (写真1)
プラント売上1億2千万円/年、店舗売上  3200万円/年
当日の要員は、工場担当5名+店舗担当1名+配送担当1名+マネージ ャー1名でした。
店舗外観は作られた当初そのままに、スッキリとした印象のお店でした。
店舗は、売上増大にともない、レジが2台になっていました。(写真2)デ ィスプレイは多少変えられたようです。また、プラント新設により、支援 店舗も変えられたそうです。
☆工場の原価償却の減少にともない、プラントの利益率が20%近くになって いるとのことです。当然、機器はワイシャツプレスのシングルの導入、半 自動包装機の導入をされた上でのことです。
☆ワイシャツ仕上げの蒸気圧は0・75Mpsでした。シングル(1人立ち)の場 合は、充分なプレス時間が(ボディで14秒以上、カラーカフスで20秒 以上)とれますから、完全に乾かすことができます。(写真4)

 

写真1 石岡MIX MAX Factory
写真1 石岡MIX MAX Factory
写真2 2台のレジ
写真2 2台のレジ
写真3 ディスプレイ
写真3 ディスプレイ
写真4 蒸気圧0.75Mps
写真4 蒸気圧0.75Mps

14時過ぎ  本社訪問
→本社工場見学 
          3億円/年相当の仕事をしている工場で、プラントからあふれた店舗、 委託店舗等を処理しているような印象を受けました。特にこの工場が特別 な仕事をしているということはないそうです。
☆ワイシャツプレスをシングルに入れ替えたということでした。シャツの仕 上がりがキレイになり、能率もあがったそうです。
私が、ワイシャツプレスはシングルプレスセット(1人り立ち)の方 が効率的だと気付いて20年、導入を進めて15年ようよう認知を受けら れたかとうれしく思いました。
→本社見学と店舗要員の話し (要員の話しは、レポートユーゴーにてを参照)
        大谷石のアプローチに木造?平屋建ての、温かみのある、落ち着いた雰 囲気の本社という印象でした。(写真5)アプローチは、大谷石間にチッ プが敷き詰められていました。
 

写真5 ユーゴー本社外観
写真5 ユーゴー本社外観
写真6 新入社員
写真6 新入社員
写真7 オープンデッキ
写真7 オープンデッキ
写真8 石窯とBBQコーナー
写真8 石窯とBBQコーナー

→出迎えてくれたペッパー君(ユーゴーでの社員名を忘れてしまいました、 申し訳ありません)。まだまだ研修が終わらないそうで、要員としての配 属はまだ先のことになるそうです。実際、いろいろ話しかけられても返答 にとまどう様子がうかがわれました。でも、店頭での仕事ぶりを見てみた いのです。期待しています。(写真6)
→本社総務・販促企画・営業企画・IT部門が一堂に会している部屋を挨拶、 キャプテンルームで専務にご挨拶しました。会議室の先にはオープンデッ キが作られ、石窯、BBQコーナーが作られていました。(写真7,8)
    その後、本社内を見せてもらいました。
→各部屋が白い壁で作られていましたが、この壁はホワイトボードでつくら れていて、好きな場所に好きなことを書いて打ち合わせ、会議が出来るよ うに考えられていました。ちなみに「写真9」の沼崎社長の様子で見られ るように、その後の話し合いは、壁面ボードを使って行われました。
この話し合いの場から、阿部美枝子シニアキャスト部マネジャーが同席、 店舗スタッフの研修について聞かせてもらいました。

写真9 壁面がホワイトボードに
写真9 壁面がホワイトボードに
写真10 ここにもウサギ
写真10 ここにもウサギ
写真11 キレイなトイレ
写真11 キレイなトイレ

→MIX MAX Natural (Factory なのだけれどNatural にした)の店舗を見 て、宇都宮に向かいました。
☆「MIX MAX のブランドが受け入れられるのは、現在の所、都心から 1時間以内のようです」と沼崎社長言われ、来月にはこの店は「クリーニ ング専科」として生まれ変わらせる計画と。
私自身は、周囲の状況は別にして「キレイな、スッキリとした店」と いう好印象をもった店舗でした。沼崎社長も同様のようでしたが、お客様 への印象が先ということの様でした。
      ☆車中にて、失礼な質問でしたが
毛利『全店舗の内、不採算店舗ってどれほどあるのですか?』
社長『150店舗の内、直接店舗経費(家賃、人件費、冷暖房費用その他) が40%以上の店が5店舗、35~40%の店が15店舗。すなわち、 20店舗が注意店舗、整理店舗対象にあるということです』
 

写真12 MIX MAX Natural ファクトリーの店舗
写真12 MIX MAX Natural ファクトリーの店舗

→モデルチェンジした『クリーニング専科』(写真13)
昨年12月にオープンした出来たてのほやほやです。
☆1年ほど前に、社長と話し合ってた
社長「オープン時にイベントをしても、しなくても、1年後の客数・売上 はかわらないのでは?」「もしそうならば、オープン時に慣れない店 員があたふたする姿を見せるよりも、徐々にお客様が増える方が好ま しいのでは」
毛利「オープンのイベントは告知のためのお祭りなので、過去の例から見 ると、この時のお客様の半数は1年後には離れています」
社長「一度、テストをして確認してみたい」
※このことを実践された店舗とのことでした。
店舗マネージャーに話を聞くと、「来春には売上120万円/月を目指 して、告知活動(Door to Door、他)をしています」とのことでした。もし、 オープン4ヶ月でこの数字が達成されたら、従来の考え方を根底からみなお す必要があるのではないでしょうか。
 

写真13 クリーニング専科(宇都宮ファクトリー)
写真13 クリーニング専科(宇都宮ファクトリー)

壁面にくっきりと「黒ウサギ」が、ウインドウディスプレイもあざやかに 存在感のある店舗です。
店内の照明(写真14)はダウンライト(白色、ピッチ600mm)のみ でなされていました。他のお店では、入口付近はオレンジの照明、カウンタ ー上部は白色を使われていました。
店内イベントの道具も、段々洗練されてきていましたが、昔の手作り感の ある道具も悪くなかったような気もするのですが。
 

写真14 店内の照明
写真14 店内の照明
写真15 ディスプレイ
写真15 ディスプレイ
写真16 店頭イベント
写真16 店頭イベント

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