クリーニングのトータルコンサルティング
2014年11月01日
10月8日(水)、これでもかと晴れ渡った空のもと「オフィス毛利親睦ゴルフコンペ」が、マスターズゴルフ倶楽部で7組26人で開催されました。
距離も長くないが2週間後の女子プロ開催に合わせて、ラフはかなり難しい(ゴルフ通曰く)とのことでした。したがって、フェアウェイをキープした方が上位にこられたようです。
結果は、出雲市・阿川ドライセンターの阿川嘉明社長で、グロス77、ハンディ12ネット65でぶっちぎりの優勝でした。
以下、準優勝遠間氏(ネット72)、3位中村氏(同72)、4位久保田氏(同73)、5位井藤氏(同73)とハンディの見事な結果が並びました。
ベストグロスも阿川氏 グロス77でした。
前回のサービスニュースで、フィルターのケーシングにサビが出ている例を取り上げました。今回は、商品そのものに影響が出ている例です。
衿の折り返しのゆるみ・端のブクツキ、袖付けの凸凹、身頃に出来た小皺どれを見ても、溶剤が水を含んだときの特徴です。これは、ダブルクリーニングをした状態よりもひどいと思うのですが。
このようなドライクリーニングは、仕上げに多大な負担をあたえ、生産性の低下を招きます。
本来、ドライクリーニングは、洗浄では変形しないので、仕上げでは仕上げるというよも簡単な整形(着崩れを)で処理できるはずです。しかし、写真のようになっては、相当のアイロン技術が必要となります。
写真の乾燥機、一番手前の機械には「ロット№札」が掛かっています。しかし、右側の2台の機械にはロットの表示がありません。
機械がどのような状態にあるのか、何を(どのロットを)処理しているのか表示しておくのは、ロットシステムの「いろは・・・」です。
ロットシステムを始めた当初を除けば、その後は、キチンと表示がなされていました。しかし、最近ようようロットシステムに慣れてきました、この結果がこれです。
何事についてもいえるのですが、慣れが怖いのです。
これは、必ず、ロットの混乱を招き、工場内捜し物、不明品の発生につながるのです。しいてはせっかく出来た店舗⇔工場の信頼関係を損なうことになるのです。
管理者の方は、この点までよく考えて「惰性で物事を処理する」ことのないように、厳しい目が必要なのです。
先日、アパレルの「TROJAN」大丸店からDMでチラシが届きました。空けたら写真2-8のチラシと、2-9の生地見本が付いていました。従来のチラシであれば、チラシだけだと思うですが、わざわざ生地見本を付けたという手間をかけたのは何故なのでしょうか。
チラシには担当者の名前、生地見本には製品№、繊維名、スーツの仕立て上がり価格が付けられていました。